2日目|where句を書いて仕事をした気になる

今日は6:30から定例の朝スイムだったのだけど、起きたのが8:30。今日は出社日だったが、会社には出先直行と告げて遅刻を回避する。

9時、カーシェアを借りる。都内を運転するのは楽しい。緊張感もあるけれど、景色がころころと変わって面白い。湾岸沿いの道を通って出荷センターに向かう。

10時から12時まで不良在庫の整理。すべて社内向けの販売に回すので、注文に応じて仕分けをする。出荷センターの同僚と久しぶりに顔を合わせ、ちょっと嬉しい。

13時に車を返して本社に。本社で再仕分けをしたのち、顧客データの分析作業の続き。途中、sumproductとピボットテーブルだけではどうしても煩雑になる集計について、方法をエンジニア氏に相談したら、そもそもデータを引っ張り出すテーブルがイケてないと指摘をもらう。そのデータが欲しかったらordersじゃなくてcustomer_summariesですよ。見てみると確かに、自分が使いたそうな数字が既に集計されたテーブルが存在した。なんだこれは。

これ便利だねとエンジニア氏にお礼を言うと、みんな(=ここでいうみんなとは、ビジネスサイドの人間だ)where句を書いて仕事した気になってるんですよ、僕、おんなじこと100回ぐらい聞かれてますからと直球の切り返しが飛んできた。

指摘された内容が正鵠を得ている時ほど人はカチンとくるというが、その教えに従えばエンジニア氏の指摘はよっぽど妥当なのだと思う。 職場に長居をすると彼にいつ噛みつくか分からなかったので、定時退社でslackを切る。

帰宅途中、ニトリへ寄って連れに頼まれていたカーテンと寝具を探す。頼まれていたものがすべて売り切れていて、妥当そうな代品を買って帰宅。18時台の銀座は人でごった返している。みんな、コロナを諦めたのだろうか。

銀座で自転車をこいでいると鰻の匂いが至るところから漂ってくる。調べてみると昨日が土用の丑の日だったようだ。鰻を買うほどの余裕はないけれど、せめて気分だけはと思って、台湾産の肝串をスーパーで買う。

風呂に入って夕飯を作ってTACの簿記検定講座のストリーミング授業を聞き流す。授業に着手しただけ昨日より進歩しているが、全く集中力が続かない。

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最近夜が眠れない。コロナ鬱で自律神経がやられたのではと思い、漢方薬を飲んだり生活リズムを整えようと試みたりもしたが、一向に改善しない。ストレスを抱えているわけでもないし、不安な気持ちがあるわけでもない。

眠れない理由がまったく思い浮かばないなか、ふと、仕事をしていなさ過ぎて疲れていないから、体力が余っていて眠れないのではないか、という考えに思い至る。笑ってしまうが、ここ2カ月ほどの稼働率は30%ぐらいで、働き始めてから一番少ない。奴隷根性が染みついた体が驚いているのかもしれない。