9日目|1,500万円が溶けていく

6時ごろに起床。ぐずぐずしながら身支度を整え、朝のスイム練に向かう。

6:30から8時までスイム練。だいたい2,000mぐらい。

練習後、電車に乗って会社の出荷センターに向かう。道中の電車は三密もいいところで、なんとか開放された窓側に陣取って顔を外に向ける。

10時ごろから出荷センターで保健所の現地検査の立ち合い。来年からは許可制じゃなくて届出制になるような、ゆるい食品販売の許可を取得した。

現地立ち合いを終えて、午後からは本社で少しキーボードを叩いて、午後からは代休消化で休暇。

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晩に連絡があり、会社の同僚と急きょ飲むことになった。雨の中、旗の台まで向かう。

特段どう、という飲み会ではなかったが、会社が8月に広告費を1,000万円投下するという話を聞いた。新規事業のプロモーションらしい。PLの行間をにらめっこして、目を皿にしてコスト削減の余地を探していたところだったので、完全に脱力してしまった。1,000万円って、商品を売ればいいのだろう。

そんなお金どこにあるの、と思ったら、コロナで借り増ししたデットが数億と、資金の流し込み先を探していたファンドから受け取ったエクイティが数億、まだ手元にあったのであった。このお金のおかげで、会社は時間をたっぷり投入して模索することができる。社長の見ている時間軸は違う。