21日目|少し整理がついた気がする

0730に起床。そのまま旅館の朝食、そして朝風呂。

二度寝をして1000に旅館発。和倉昭和博物館→気多大社→道の駅のと千里浜→尾山神社→鼠多門→玉泉丸庭園→21美→大和という完璧なコース。めっちゃ暑かった。が、こんな機会でもなければ行くことがなかったので、よかった。特に金沢城公園はちゃんと行ったことがなかったので、こんなに雰囲気の良い空間だと初めて知った。

17時前に帰宅し二度寝。夕飯を食べたのち、2100-2200と2300-2430で簿記の勉強をする。

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仕事における専門性を意識することが増えた。背景には、分かりやすい専門性に自分の足場を求めたいという、弱った心を慰撫する目的と、プロはプロの仕事が分かり、プロに仕事を託すという経験的な理解を踏まえると、彼らと一緒にいい仕事をするためには自分もなにかしらの得意技を持っていないとまずいという焦りを解消する目的とがある。

以下の記事が妙に心に刺さった。 note.com

言われてみればという話でもあるのだが、人間、なんでもかんでも勉強していくには時間がなさすぎるし、全てのパラメータをプロ並みに維持していくことは現実的ではない。

では、自分が持つべき専門性は・・・と考えたときに、 調査して整理するリサーチのスキル、 言語化して資料にするドキュメンテーションのスキル、 提案根回し段取り折衝突撃の業務推進スキル、 農水産業・食品卸売業の業界知見、 このあたりはこれまでの経験として、比較的人に重宝されている領域のように思える。

だけどこれはいずれも、業務のなかで経験を積み上げてきたもので、勉強・自己研鑽の結果として形成されたものではない。だから、なにかもう一つ、自己研鑽の先にあるものとして専門性を探求したい。

自分の志向性を顧みた時、自分のアイデアを形にしたい、ということへの思いの強さをよく感じる。それは、自分で全部やりたい、というわけではなく、取り組みのスケールによっては人との連携は不可欠だし、むしろ、人は得意なものを持ち寄って前進することを考えると、報酬をもらう仕事は総合性よりも専門性であることを考えると、必ずしも自己完結能力を求めているわけではない。

ただ、スケールが小さいスモールプロジェクトであれば、自分で進めたい。自分でやり切りたい。そうした時、完成品を作りきる力が必要ですが、それはエンジニアリングなのではないか、と思った。個人的にはUIやUX、デザインへの興味はあるのだけど、それは、それ単独ではプロダクトにならない。その意味で、リサーチや自己完結的な能力ではない。

人とユニットを組む時の専門性にもなりつつ、。スモールプロジェクトでは自己完結にもなり得るもの、を身につけていくのが良いのでは無いかと思う。